最近やっと日本語学校の授業が始まった
2ヶ月以上休みだった学校がついに始まりました。久しぶりに会う学生たちに自粛期間のことを聞いてみるとやはりほとんどの学生がアルバイトもなくなってかなり暇してたみたいです。(勉強はしていないらしい。笑)
色々な影響で学校をやめて帰国している学生も少なからずいました。
アルバイトで生活費をまかなっている学生もたくさんいるので勝手に心配して不安になっていたんですが久しぶりにあっても笑顔で元気な学生をみて少し安心しました。
クラスで聞いてみると「特別定額給付金」はみんなちゃんと申請しているようですが、「学生支援緊急給付金」についてはほとんどの学生が知らないようでした。
この給付金が学生個人がするのではなく、
学生→学校に申請→学校が選考→JASSOに推薦
という手順になっており学校によって締め切りは異なりますが学校からJASSOの一時推薦締め切りは6月19日です!!
文部科学省のHP
ざっくりした条件
本当に学校を続けていく上でお金に困っているということですね、、
① 家庭からの多額の仕送りを受けていない(※1)
② 原則として自宅外で生活をしている(※2)
③ 生活費・学費に占めるアルバイト収入の割合が高い
④ 家庭(両親のいずれか)の収入減少等により、家庭からの追加的支援が期待できない
⑤ コロナ感染症の影響でアルバイト収入(雇用調整助成金による休業補償を含む(※3))が大幅 に減少(前月比(※4)の50%以上減少)している
引用ー文部科学省HP
①多額の仕送りとは授業料を入れて年間150万円以上が目安
誓約書に金額(年額)を記載 (1年生は仕送り予定額、2年生以上は 2019 年度の仕送り額)とありますが 預貯金通帳等の写しは任意だそう
②アパート等の賃貸契約書の写し、直近の家賃 の支払い根拠書類、住民票の写し等が必要
③誓約書に金額(年額)を記載 →1年生はアルバイト収入予定額、2年生以 上は 2019 年度のアルバイト収入額
⑤アルバイト先からの給与明細または振込口座 の預貯金通帳の写し(任意)等
(本年1月以降 の 2 か月分で減少がわかるもの)
ここまでは日本の学生も同じ条件でとにかくお金がもらえなかったら学校を続けるのが難しいというもの。
でも留学生にはプラスの条件が、、
留学生のプラス条件
1)学業成績が優秀な者であること。具体的 には、前年度の成績評価係数が、2.30 以上 であること
2)1か月の出席率が8割以上であること
3)仕送りが平均月額 90,000 円以下である こと(入学料・授業料等は含まない。)
4)在日している扶養者の年収が 500 万円 未満であること
引用ー文部科学省HP
この留学生だけの条件がが少し問題になっていますね、、^^;
普通に真面目に勉強している学生なら1番の条件は問題ないと思いますが^^;どうなんでしょうか?
あとは「学生→学校に申請→学校が選考→JASSOに推薦」この学校が選考のところで削られる学生がどのくらいいるのかな??
JASSOではこんな質問もありました
Q2-7-3 留学生が成績優秀者の上位3割しか対象にならないと聞きましたが、本当 ですか。
○本給付金は、学びの継続を支援することを目的とする給付金であり、国費による支援で あることも踏まえ、日本人であるか外国人留学生であるかに関わらず、支援の趣旨に鑑 みてそれぞれ一定の要件を設けることとしています。
○留学生の場合は、我が国で学ぶ意欲のある外国人留学生を支援するため、その確認とし て、一定の出席率や成績といったものも要件としているところであり、これらの要件は、 外国人留学生向けの奨学金制度である日本学生支援機構の学習奨励費を踏まえたもの です。
○原則としてはお示ししている要件を満たすことを求めますが、これらの要件を考慮した 上で、大学等が特に必要と認める者は対象とすることにしており、留学生も含め、最終 的には、一番身近で学生等を見ている大学等において、その実情に沿って総合的に判断 していただきます。このため、成績上位3割のみを対象とするものではありません。
文部科学省の学生支援緊急給付金に関するQ&Aはコチラ詳しいQ&A
学生が準備するものは?
住民票のコピー(市役所・区役所で行う)
アルバイトの給料明細書または通帳のコピー
誓約書
対象者は約43万人
所要額約531億円
令和元年5月1日現在留学生の数
31万2214人(JASSO調べ)
うちの学校でもらえる学生はいるのかな〜〜
まるでしたっ